xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(口付けた自分もびっくりでこんなムードもへったくりもないホラー映画を見て何してるんだと内心あたふたするも爆音と共に兄に抱き付かれては場の空気にそのまま流されて。
(もういやだと思いながら二本目の映画が見終わり半放心状態でいるとエンドロールを見ていた青年が『あっ』と声を上げて。
『ねえねえ、見て見て協力元の所。映画で出てた廃病院セットじゃなくて本当にあるみたいだよ。しかも割りと近く!……ねえ明日明後日休みだし行ってみ「嫌だ」
『ええー、いいじゃん。若いうちしか出来ないし、青春だよ、青春』
「…俺はもう青春って歳じゃないから」
『俺は行きたいけどなぁ。……ほら、繿も行くって言ってるし、ね?』
「…………桐崎が行くなら…」
『はい決定。ってことで繿、明日の夜の予定あけておいてね』
『わーい、兄さんと肝試し!写真撮ろうね』
「……やっぱり行くのやめ…『行くよね。まさか怖いわけないもんね』
(笑顔の兄にやっぱり此奴腹黒いと恨みつつ断れない状況に「仕方ないな…」と分かりやすく強がっては、また相手の手を握っていたことに気付いてバッと手を離し。
「…悪い…、またいつの間に…」
(笑顔で誤魔化しつつ一本目の映画の最中口付けたことを思い出しては更に恥ずかしくなり、逃げるようにお皿などの片付けを始めて。
(その後、シャワーや着替えを済ませもう一本みたいと言い出す青年と兄を流石に“飽きた”と言って部屋から追い出しては相手と漸く二人きりになる。
暫く沈黙してしまうも先程手を握ったこと等を思ってはもう触れても大丈夫ではと。
ゆっくり相手に向き確かめるように相手の頬に手を伸ばしてはそっと親指で口元をなぞる。
まだ大丈夫、まだ触れていられる。…触れていたいと願えば少しずつ相手に顔を近づけるも寸でのところでまたあの恐怖が浮上してしまいピタリと動きを止める。
それでも此処まで来てやめたくなく相手の肩に額を預けては、頭の中から男達の言葉が消えるまでそうしていて。
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