xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(男子高生達が屋上から去ってすぐ、タイミングを見計らったかのように男子学生達が相手を囲んでは嫌な笑みを浮かべ。
『あれ、煙草吸っていいのかな?』
『っていうか下級生泣かせるとか最悪だな。彼奴等震えてたぜ』
『まあ“化物”見たから当然だろ』
『…てかさ、何普通に露木とより戻してんの?お前、露木がどれだけ無理してるか分かってねぇだろ』
(一人が相手を壁際に追いやりドンと手をついては『彼奴、最後までお前の“嘘”信じてたんぜ。其れを裏切られたんだから相当ショックだっただろうな。しかも“身体”のことで悩んでたのに別の男と寝られちゃたまんねぇよな』と好き勝手言って嘲笑し。
『露木もさ、本当は“化物”が怖くて反抗出来ないだけなんじゃねぇの?』
(グイッと顔を近づけ相手の顎をもたげては『気色悪い瞳』と蔑んで。
(食堂での一件を気にしつつ一度部屋に戻り準備をしてからバイト先へ向かうところ、高校校舎付近で授業中のはずの男子高生達と鉢合わせ先程のこともありややぎこちなく笑み。
「……授業はどうした?体調悪い?」
『言うことそれだけですか。………露木先輩がちゃんとしてないから此奴が傷付く羽目になったんですよ』
「…ごめ…『口先だけの謝罪はいりません。…っていうか本当桐崎先輩って最低ですね』
「…は?」
『だって金が稼げるから俺を利用しろって言ったんですよ。要するにそれって俺達がそう言う汚い人間だって侮辱してるってことですよね。……でももういいです。次此奴を傷付けるようなことがあれば絶対許しませんから』
(どこか震えを堪えて威勢を張る幼馴染が此方をキッと睨み、戸惑う男子高生の手を引き去って行くのを見送っては二人が来た方角、屋上を見上げて。
(相手はいるだろうかと屋上へと足を向けるとそこに男子学生の姿は既に無く落ち込んだ様子の相手がいて何も言わずに隣に腰掛けて。
「……彼奴等…後輩に能力見せたのか?……さっきさ下で偶然会ってちょっと話し聞いたんだ」
(学生達に絡まれたことは知らず、どこか穏やかな声色で話しては足先を見ながら「……ありがとな」と小さく呟き「…彼奴等と俺のためにしてくれたんだろ?…わざと嫌われるような真似してさ…。…違った?」と相手の横顔を見詰め。
そして地面に手をついて相手の正面に来るよう身体の向きを変えては両頬を包み込み額をコツンと合わせ。
「……本当にボコられて利用されてたらどうするんだよ。…そんなことされたら俺があの後輩に何するかわかんない」
(小声で言葉を紡いではまだ精神的恐怖から微かに震える手で相手を優しく抱き締め、柔らかな銀髪をあやすようにふわりと撫でて。
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