xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>露木
( ぼうっとしてた所、ヨーグルトを突き渡されては咄嗟に顔を背け兄をキッと睨み付ける。
自分の所為で相手まで悪く言われてしまった。
身体だけの関係のつもりで後輩が好意を寄せてくれてるなんて知らなかった。
自分はつくづく最低だな、と考えてはさっさと朝食を済ませて。
( 授業に出る気にもなれず、まだ寒い屋上でサボってた所不意に扉が開いては後輩が立っていて。
申し訳無さそうな表情でこちらに来るなり土下座する勢いで深く頭を下げて来て。
『先輩…本当にごめんなさい!!!さっきの…俺の幼馴染みで…』
「なんであんたが謝るんだよ。…良い幼馴染みを持ったな」
『でも…俺が勝手に』
「利用した俺が悪いんだ、あんたは何も悪くない」
( 咥えてた煙草を踏み付けるのを後輩はぼんやりと見詰めながら『それ、美味しいですか??』と。
緩く微笑み首を横にした所で後輩をジッと見詰めるとその肩を掴む。
「本当に…悪かった」
『………それは…どういう意味の…謝罪でしょうか』
「……………」
( 口を開き掛けた所で後輩の幼馴染みが授業中にも関わらず入って来ては自分を突き飛ばし後輩を庇う様に前に立っていて。
『まだこいつにちょっかい出すんですか』
『ち…違うよ、先輩は謝ってくれてただけで…』
『は??…謝って済む事なんですか』
( 幼馴染みが後輩を思う気持ちは強く伝わり、それと共に自分の行動を悔いると一番使いたく無かった手だが…と能力を解放しようと意識を集中する。
直ぐに能力に頼る悪い癖、この大嫌いな能力に自分は直ぐに頼っている。
「…なら、あんた達の気が済むまで俺を好きにしなよ。殴っても良いし蹴っても構わない」
『………先輩何言って』
「そこの幼馴染みとやら、あんたそいつの事好きなんだろ??」
『…は??………違っ…黙れ!!!』
「あのさ、一時期流れた噂知ってるだろ??“桐崎は化物だ”って噂」
( “意味が分からない”と言う表情をした二人を見詰めては緩く微笑みゆっくり能力を解放していく。
後輩が目を見開き幼馴染みに抱き着く様にしがみつくのと共に幼馴染みが硬直してる様子が分かり。
最近思うようにコントロール出来てきたなと思いつつ人姿に戻ると距離を取りながら改めて後輩に深く頭を下げる。
『………なんで…そんな風になれる事教えてくれたんですか??』
「…金稼げるよ、上手く俺を利用してくれても良いし」
( ヘラリと笑みを浮かべた瞬間幼馴染みが自分の胸倉を掴んで来て。
『そんな事…する訳無いじゃないですか!!!………もう、良いです』
( 胸倉を掴んだ際に僅かに覗いた傷を見ては眉を潜め、力無く手を離しては後輩と共に屋上を出て行って。
また自分を恐れる者を増やしてしまったのだろうかと自嘲の笑みを浮かべつつ新しい煙草に火を付けて。
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