xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(兄からの泊まりの誘いを断り絡まる腕を引き剥がそうとしたところばったり相手と出会しては男子高生の怠そうな姿に目を見張る。
何があったか想像した瞬間、ズシリと胸に重りが伸し掛かったような感覚になり自分の胸元を握りしめて。
全て自分が相手を遠ざけたのが悪い…。
分かってはいるが触れ合うことに恐怖を感じそれが醜い行為だと考える今、相手の不安や気持ちを汲む余裕はなく…。
「………汚い」
(去り行く相手の背中に震える声で呟いては拳をグッと握り「…わざわざホテルで勉強か?…勉強熱心なんだな」と皮肉めいた笑みを浮かべ逃げるようにその場を立ち去って。
その後すぐ相手よりも先に動いた兄が追っ掛けてきては『やっぱり俺の部屋に泊まってよ』と大学寮に連れていかれ。
(兄の部屋にて先ほどの自分の言動を悔いてはベッドに腰掛け項垂れていて。
「……俺、なんであんなこと……、本当に勉強教えてただけかもしれないのに…」
『……菊は何で繿に身体触らせないの?』
「………怖いんだ。触れられるたび身体だけ求められてる気がして…気持ちが離れてくみたいで…」
『でもそれってちょっと繿に失礼じゃない?…信用してないってことでしょ?』
「そんなことない!ちゃんと……ちゃんと愛してる」
(核心を突くような言葉に思わず強く否定しては顔を俯かせ唇を噛みしめる。
困ったように笑う兄が『御茶入れてくるね』とその場を離れる気配を感じては、おずおずと携帯を取り出し《さっきは変なこと言って御免。早とちりって俺の悪い癖だよな。…明日朝食一緒に食べてくれるか?》と相手宛にメールを送って。
(その頃、男子高生も相手にメールを送っており《今日は迷惑かけてすみません。でもすごく良かったです。…繿さんに想いの人がいるのは分かってます。でももし俺が必要になったらいつでも言ってください。…あと“はじめは”友達としてでいいので仲良くして貰っていいですか?》と。
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