xxx 2014-12-29 00:12:16 |
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>桐崎
(夕方バイトの終わりがけに店先を見た時、ちょうど相手から男子学生達が去っていくのが見えてはまた相手に嫌がらせをしたのではと不安が過りそちらへ駆け寄り。
「…来てくれたんだ。……彼奴等に何か言われたのか?」
(冷たい相手の手を握り店内へ引き入れては少しだけ硬いように見える相手の表情を窺いながら問い掛け「……その、何言われたか知らないけど…あんたのことは誰よりも認めてるし、ちゃんと好きだから」と手を包み込みまっすぐに述べ。
「…あ、…もうすぐ終わるからテキトーに店の中で待ってて。逆ナンされてもついてくなよ」
(相手の不安には未だ気付けず、軽くからかい微笑んではさっさと残った棚戻しを終わらせバックルームで着替えを済ますと相手と共に店を出て。
(冷え込む夜の街、相手と並んで歩きながら青年のように自然に腕を組んで歩けたらなんて何度か相手の腕に手を伸ばし掛けるも、そんなことをしては“軽い男”と思われそうで出来なく結局夕食を食べ相手の寮部屋に来るまでの間いつもどおり過ごして。
(相手の部屋にてシャワーを借りてはベッドに座る相手の隣に座り柔らかな銀髪を弄んでほのかに香るシャンプーの匂いに「今日は俺もあんたと同じ香りになった」と嬉しそうに目を細める。
以前なら此処で抱き着いたり口付けたりしたが何かが引っ掛かり行動に移せず、相手のぬくもりをもっと感じたい筈なのに今はこの微妙な距離が安心できて。
不意に伸びてきた手も「水、飲んで良いか?」とさり気なく躱して立ち上がる。
そんな時、突然扉が開かれ兄が現れては例のごとく抱き付かれグイッと引き剥がし。
「…いちいち抱き付くな。…で、何のよう?」
『別にー、菊の気配がしたから来ただけだよー』
(軽いノリの兄に内心“邪魔するな”と悪態吐いていると飲みかけの水を奪われ全くと呆れ気味に溜息を吐いて。
『ん、そうだ。今度の休み旅行の準備したいから買い物付き合ってよ』
「…え、でも………」
『繿は赤城と用事あるでしょ?だから菊は俺と。あとでメールするから』
(有無をいわさず事を決められるも兄は世話になっているため断りきれず「分かった」と頷いては水を奪い返して喉を潤し。
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