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No.3
by 陽払 空翔 2014-12-22 22:19:03
____ッ。( 数刻経ってからどうやら目覚めたらしい相手の姿を見つけるとふ、と頬を緩めて己の隣を叩く。そうして何やら自己紹介をしだした彼女を見つめてはふ、と少し抜けた笑みを。待たせてしまっただろうかとかそういう風に思案したものも、寝ぼけた頭ではあまり考えられない。「大声で挨拶しなくても分かるよ、ほらここに来て」そう続けた相手に軽い笑みを。今は何よりもずっと待っていた相手だからもっと二人でいたい、触れてあげたい。そんな心を思い浮かべて相手を待った。)