風人 2014-11-27 06:43:01 |
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『Gガンダム』の小説を再読中。
『Gガンダム』読むとテレビ版のイメージが強いせいかまるで小説版はイメージが異なる。
あらためて読むとドモン・カッシュが弱いこと。精神面肉体面ともに(それでも格闘家でない一般人よりは強いはずですが)。
小説オリジナルキャラのスキバラ少尉に敗れたりガンダムファイト初戦のチボデーに子供を人質に取られ苦戦する。
小説版ではガンダムファイトの在り方、ガンダムファイトからの影響からの軍事縮小それに伴うカラトら軍事力復活派の思惑、なによりデビルガンダムことアルティメットガンダム開発強奪の真相などテレビ版では描けなかったことを小説版は書いてる。
けどいくつかは富野ガンダムに近い一面もあり小説の東方不敗マスターアジアはある意味逆シャアのシャアのポジションにも取れる。後々、自己矛盾しちゃうのがあまりに気の毒だけど。
地球再生というのもガンダムシリーズのテーマのひとつですし。
小説版独自に流派東方不敗が釈迦の不殺の志を継ぐ格闘技の一派であることや後々、ドモンが自らテレビにおける明鏡止水に通じる悟りを釈迦の弟子たちに教えられる場面など見所はある。
テレビ版のイメージが強いため小説の方はやや地味な印象もありますがこれはこれでありかと思います。
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