◆A__あの日を、君と。［BL］

>倉持
ちょっ、俺今日はきょ…
("教室から一歩も出ねぇよ？"そう続けるはずだった言葉も廊下に溢れる沢山の人を目の前に声になることはなく。もしこの姿が尊敬してやまない三年の先輩方に見られれば羞恥で一杯になる事は勿論、最近入った生意気だったり可愛かったりする一年に見られれば自分の心の中はそれどころでは済まないのは簡単に想像つき。｢…お前ってほんと馬鹿。｣小さな溜息付いた後一瞬相手に恨めしげな視線投げ掛けたも、すぐににぱ、と明るい笑み浮かべれば、｢2-B、仮装喫茶やってまーす｣もし知っている人がいれば相手に押し付ける事を一人心に刻みながら無心で客引き始めて。)

>純
純は行きたいところないのか？
(相手の嫌いじゃない、の言葉に僅かに口元緩めせさせては続けられた言葉に肯定の意を示すため一つ頷いて。しかし自分の希望だけ聞いてもらうのは気が引ける上、相手にも楽しんでもらわないと意味がないと質問重ねて。そしてそうこうして話している内に自分の番がやってくれば、たこ焼き一人分だけ頼みポケットから財布取り出し商品と引き換えに代金払い終えた後に、｢半分こでもよかったか？｣と今更な質問して。)