◆A__あの日を、君と。［BL］

>倉持
可愛いって素直に褒め…っ、な、なに？
(大きく目を見開く相手の反応から全く似合ったいないかそれなりに見えるかのどちらかだろうと予想付け次の言葉っていれば聞こえたのは相手らしい素直じゃない言葉。全く褒めてないように見えて実は相手なりの褒め言葉なのだろうと自分の勘を信じることにしては、先程ほとんど無理矢理更衣室に押し込まれた仕返しにからかってやろうと悪戯な笑みを浮かべたところで至近距離にて響いたのはシャッター音。思わず肩跳ねさせ不安気な表情浮かべたもすぐ相手の手に握られた携帯に何が起こったのか正しく察すれば、｢倉持くんのえっちー｣消せ、と言っても無駄なのはわかっているため態とらしくふざける事にして。)

>純
そうだな、何か食べるか。
(隣からパンフレットを上から覗きこみそれなりのバラエティーに富んだ屋台の数々に素直に感心したような声漏らしながら相手の提案に一つ頷き。一番近くでいい香りを漂わせていたたこ焼きの列へ相手の手を引きながらするりと並び始めて。それなりに前に陳ぶ人がいるのを確認しては時間も掛かるだろうともう一度じっくりとパンフレットへ視線投げれば、｢お化け屋敷は嫌いか？｣興味があるのか僅かにそわついた雰囲気醸し出しながらおずおずと尋ねては首傾げて。)