そっ、お前が。 ( 背向け歩き出した侭ちらりと相手を見遣り短く上記を応えれば髪が若干掛かるうなじをひと掻きし、相手の小さな呟きが聞こえるまでも無く昇降口の下駄箱の前までやって来ては“廊下にも暖房つけろっての”と吐き捨てたまま後からやって来る彼を待っては ) ふーん、変な奴。弱そうなのに