××× 2014-11-07 23:40:58 |
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__ある少年は音が聞こえませんでした。
生まれつき、 音の無い生活をしていた彼は音を欲しがりました。
ですが、 彼に音が聞こえる事はありませんでした、 ですが音は現れませんでしたが彼にはとても大事な人が現れたのです。
そして彼はより音を欲しがりました。
彼女の音を聞きたくなったのです。
< __僕は貴方の声が聞きたいです。 >
< __私も、 ××君の声が聞きたい >
__またある少女は声を失っていました。
少女にも同じく生まれつき声が無かったのです。
ですが少女は声を欲しがりませんでした。
ですがある少年と逢って少女は初めて声を欲しがりました。
< __君と、 喋ってみたいなあ >
< ___俺も、 喋ってみてェな。 >
そんな彼等は只ずっと一緒にいました。
哀れむ事の無く、 悲観する事も無く、 只健常者のように彼女、 彼らを扱っていたのです。
今回は、 そんな彼等のお話。
__▲ 会話は全て筆談と成っています。 <>の記号を使い会話と見なしています。 __
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