(指定)　魔法少女は夜駆ける　(gl)

>羽澄さん
それはご遠慮させて頂きます。あくまで僕が任されたとですから、羽澄さんの手をお借りするのも悪いです。
(相手の言葉に顔を僅かに上げその柔らかな表情を確認すれば安心したように息をつき。気遣いを覚えようと歩みより始めたのは確かなことだがそれでもやはりまだ本質は変わっていないらしく、相手の申し出にきっぱりとした口調で答えながら首を振ると手助けを断ってしまい。)
(/大丈夫ですよ、きちんと気付いてくださったのなら問題ありませんから^^)

>暁さん
…まあ、確かにこれで経験があったらそれはそれで問題になっていましたね。
(そもそも魔法少女の能力は対喰魔用にと授かったもので、その他のものに能力を試したことがあればそれこそ問題であったと考え直し思わず苦笑を浮かべると僅かに緩んだ口許を指先で隠して。それならばいっそ彼女の提案のように今実験的に能力を掛けてもらった方がこの先何かと役に立つ、そこまで考えて相手の意見に小さく頷き。「…是非お願いします。一応、あまり強くないもので試して頂けますか？」変身するための指輪がはめられた方の手を暫し見つめてからぎゅっと握り締め、その瞬間体を包む光が弾けると同時に全身の装備を完了させ。ゆっくりと立ち上がり相手の前に進み出ると、一応実験といえど毒をわざわざ受けるのはさすがに怖いのか、保険の魔法装備に加え小さな要望も共に相手にお願いするとそっと瞳を閉じて。)

>桐乃さん
貴方が最初に目について、尚且つ僕のお知り合いだったからです。まさか、僕がわざわざ貴方を探しだして話し掛ける程貴方に入れ込んでいるとでも思っているんですか？
(相手の態度は依然としてあまりよくはないが、大体にしてわざわざ相手のご機嫌とりをする必要性など皆無なため気にすることもなく問いかけに応えて。あくまで偶然選んだ、という旨を強調しそれを否定することを"自惚れ"だと示唆するような微量の刺々しさを孕ませながら言葉を返せば僅かに目を細め、首を緩く傾げて。)