>灯すまない、失礼した…っ…。(ハッとして手を引くと同時に飛び乗られては軽く息を詰め逆に此方が警戒したよう身を堅くし。長らく夢みた状態だが急に距離が縮まると、どうして良いものか分かる筈もなく微かに眉を顰めながら他の客へ視線を向け「君…灯くんは私に撫でられたいのですか?」再び膝上の相手を見据え、此処の猫の名前は把握しており初めて口にするとぎこちなく毛並みを撫でて)