主 2014-10-15 20:55:58 |
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あ、うん…
(無理やりな笑顔。それが分かった。なぜ彼女がそんな顔をするかなんてもう理由は明白だ。''自身の浮気''。これしかなかった。核心をついた彼女の言葉が胸に突き刺さる。自分が悪い、そんな事は分かっている。しかし彼女の言葉を聞き傷ついている自分、どう説明すればいいのかなんて逃げている自分に嫌気がさした。「…楓…ごめん…」その一言しか出てこなかった。彼女を真っ直ぐ見れず、目をそらしてそう告げた。携帯を持っていた手の力を抜けばそのまま無惨にも床に叩きつけられる。壊れはしなかったがヒビ割れ少し破片が飛び散った。自分の落とした携帯を虚ろな目で見つめれば頭の中は真っ白で
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