新城 藍 2014-09-23 20:09:07 |
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私はこの世界に絶望していた。暴走族の総長の彼氏だった人には私が売春していると疑いを掛けられて目の前で他の女の人を抱いた。お兄ちゃんには売春している汚い女だと罵声を浴びせられた。両親もお前のような汚い奴はいらないと300万を渡されて、出て行けと言われた。事実は彼氏が抱いた女の人が私を諦めさせる為に何人もの男に犯させて、その写真を彼に見せたようだ。犯されたのに売春してると言われた私は、壊れた。もう死のうと思った。最後にこんな汚い私でも抱いてくれるような人にお金を渡して終わりにしようと思った。そして声を掛けられるのを待っていると私の前に車が滑り込んできて、綺麗な男の人が出て来た。「 お前、弟の女だろ? そんななりで何してるんだ。 」と。「 …そんな人、いましたね。今頃女の人に腰振っていると思いますよ。」と言うと、多分彼氏だった人のお兄さんだろう人は顔を歪めて、「 これから死のうとしてるんだろう。話をその前に聞かせてくれないか。」と。ま、話くらいはいいかと軽く考えて開けてくれた車に乗り込んだ。
--組の若頭のあなたはずっと前から私を知っていて、直感で惚れた。でも弟の女だった為に見守るだけしかしなかった。それにあなたは溺愛、狂愛の持ち主だから。でも繁華街で私を見つけた日、私を一生愛そうと決めたらしい。
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