(其の儘兄が入って来た..。が、声をかけられはっとする。バレた..。なんでだ、くそ。と声には出さずぶつくさ脳内で文句をとなえる。気付かれてしまったならしょうがない。ふぁさと布団をどかすと目を開き起き上がって)うっせぇな..。寝れねぇんだよ。(と八つ当たりの如く。目を閉じても寝れず、以前この熱いものが何かはわからないことに苛々しているのだろうか。それより、兄は何しに此処へ来たのだろう?)お前、何しに来たの。