まあ、そんなとこか。何十年も前、一緒に住んでた人間が、見世物に私を売ったんだ。信じてきた人間に裏切られるのは、悲しかったね。 ( 自傷気味に嗤うとフードと前髪で更に顔を隠し縮こまり軽く彼にしがみついて。首筋に軽く歯を立てると皮膚を破らない程度に噛み付き「ありがとう。」小さく述べ。)