主 2014-08-26 17:53:13 |
通報 |
>花邑サン
押さなくても大丈夫っすよ。今日のところはしっかり部活出ますんで。──…つか、会長のこと待ってるやつがいっぱい居るだろうから早くしねぇとな、……。
(もう逃げたりしませんと、両腕を上げ降参を記し。にっこりと微笑む彼の姿に暫く惚けていたが、ハッと我に返れば相手を待っている人はたくさんいるんだと頬を掻きながら考えを巡らせ、相手より先を歩き。“?…どうかしたんすか?” ひとり納得するような相手の発言に、きょとんと小首を傾げて尋ね。“…ん。はは…そうっすよね~。” 苦しそうに笑う彼が目に入り、微かに目を見開くも、頭に置かれた手に遮られ小さく声を洩らし。妥当な返しに、やっぱりそうきたかと苦笑を浮かべるもやはり相手が心配なのか眉間に皺を寄せて“何かあったら直ぐ言ってください。”と。学院長の息子であり、此の部活の会長をつとめている彼。相手なりに色々と悩みがあるのだろうと察すれば真剣な眼差しで見据え。“立てないんなら、お姫様抱っこでもしましょうか?” なんて、後に少しからかいを入れてみたり)
トピック検索 |