主 2014-08-26 17:53:13 |
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>花邑サン
──げっ、…会長。…奇遇っすね。
(突然肩に重みを感じ、案の定目の前にはキラキラ輝く学園の王子様が。思わず口元を引き攣らせるも、拾い物を手伝って貰えればあっという間に鞄へと収まり。其の鞄を背負い直し、彼に対し軽く頭を下げて“あざっす”と礼を告げそれでも尚帰ろうとするも、掴まれた力は強く“いてて、会長、力強っ…”と、半ば無理矢理回収されてしまい。諦めかけていたその時、突如飛んできた甲高い声にびくりと小さく肩を震わせ其方に目を向け。“会長、撒きますよ。”相手の腕を掴み、何処かに隠れられるところはないか目を向けながら彼を引っ張るように走り出し)
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