pureblood ✖ mixed-blood　

> 原澤先輩

＿＿＿次の授業の担当が少し遅れる､との連絡が一つ｡生徒が町で人間に手を出そうとしていたと任務中のﾊﾝﾀ-からお聞きしました｡処分は此方で､それとも原澤先輩が直々に?
(ﾋﾟﾘﾋﾟﾘとした空気がその場を包む中､睨み付ける吸血鬼達を負けじと睨み返していると重苦しかった雰囲気が一瞬にして変わり｡大方､此方に歩み寄る男が何かしたのだろうと眼光を鋭くさせていた吸血鬼から視線を外し声を潜めつつ上記を述べ｡人間よりも優れた吸血鬼の事だ､目の前の男以外にも聞こえているだろう｡ｼﾞ､と目の前の穏やかな表情を浮かべた人物を見据え｡)

(/そうでしょうか?でしたら良いのですが;稀に…というか誤字脱字が後々見付かる場合が多いので､少々緊張しております｡あまり気負わず､気軽に楽しんで頂ければと思います^^)

> 常磐

＿＿＿別に､次の授業迄でいいのに…｡
(ﾆｯ､と白い歯を覗かせ屈託の無い笑みを浮かべた相手は既に机にへばり付いている｡相変わらず真面目だよね､なんてその横顔を見据えながら机の端に取り出した冊子を置き｡教室の喧騒と隣で文字を綴る静かな音に寝不足も相俟って眠気が誘われ､まだ少し掛かるだろうから､と頬杖をつきながら目を閉じて｡次の時間､もう眠ってしまいたい程の睡魔に半身を委ねつつ相手が書き終わるのを待ち｡)

> 篠原先輩

＿＿傷付くだなんて､ありませんよ｡強いて言えば動揺､一瞬だったと思うのですが､よくお気付きになりましたね…｡
(何故謝られたのかわからず､そんな疑問を振り払う様に上記を取り繕う様な笑みと共に述べ､目を細めたまま口元を引き締め｡軽い音と共にｿﾌｧ-に身を沈める目の前の男を見遣り､ﾏｲﾍﾟ-ｽで抜けていそうなのに､と先程の微かな動揺を見破られた事に内心驚いていて｡紅茶はｱ-ﾙｸﾞﾚｲでいいだろうか｡まあ､ｱ-ﾙｸﾞﾚｲしか無いけれど｡ﾃｨｰｶｯﾌﾟを用意しながら訊かれた言葉に『別に吸血鬼じゃないんだし､何もしませんよ?ただ､HRが終わらないうちに出歩かれると生徒指導が煩いし私に文句を言われるので｡』と本音混じりに告げて｡)