ハナミズキ 2014-08-06 15:25:24 |
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そしてブライアンも、サラの見た目年齢に近づいてきていた。
それでもサラは未だに、ブライアンを子共扱いをする事があり、先ほどのように平気であられもない姿で現れる。
カミナリが苦手なサラは、夜中にカミナリが鳴り出すと、ブライアンのベッドに潜り込み一緒に寝るなど、年頃の少年になったブライアンには少々戸惑いを隠せない。
いつ頃からだろうか、ブライアンがサラを1人の異性として気になるようになったのは。
初めのうちは優しいお姉さんとしか見ていなかったのが、5年経ち、10年経ち、15年が過ぎても歳を取らず、全く見た目が変わらないサラを不思議に思っていた。
父である王様も、サラには敬語を使って話していたので、いったいサラは何者なんだろうと思う時もあったが、いつも一緒に居るサラは優しく、聡明で世の中のすべてを知っている、尊敬に値する人物だった。
そんなサラに憧れ、崇拝もしていたが、いつもは何者にも屈せず、何者にも臆せずしっかりとした人物なのに、カミナリだけは苦手で、カミナリが鳴り出すと、他の誰でもないブライアンだけにしがみついてくる。
そんなサラを愛おしく思い、この人を守らねばと思うようになっていった。
だが、いつ頃からこの感情が芽生えたのかは定かではない。
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