主 2014-07-24 22:20:32 |
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>九尾
…──ん、何か言ったか?
(握られた手の感触、相手の声に安心し、やっと元に戻れたんだと思うと本当に嬉しくて。穏やかな表情を浮かべるも、自身の瞳の奥には愛しさが込み上げており。今まで通り、相手は自分にとってただの友人なのか?以前までなら“こんなのでも一応な”、くらいの憎まれ口を叩いていただろう。しかし今其れを考えるとどうも複雑な心境に陥ってしまい、困ったと言わんばかりに頭をくしゃりと掻いて。そのことがあまりにも気がかりだった為、己を心配してくれる彼の話は何も聞いていなくぼんやりとした仕草で相手を見遣れば軽く首を傾げ。相手の様子を気にしながらも引っ張って行き、玄関の扉を開けて。先程彼の目元に落とした口付けは本来この己が誰かにするものではなく、自分自身も考えずに身体が勝手に動いてしまった為、心境は謎で。迷惑ではなかっただろうか。もう今すぐにでも平手打ちを喰らい“カラスさん何て大嫌い!”と叫ぶ相手が想像出来れば伏せ目がちに考える素振りをしながら口元引きつらせ。)
(/いつも本当に待たせてしまってすみません…。1日1レスと少なすぎるものですが付き合ってくださって本当にありがとうございます( ; ; )申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。)
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