ももかlove+。:.ヽ(*´з`*)ノ+。:.宿題 2014-07-21 15:37:30 |
|
通報 |
「えっ…。」
炬燵に当たっていない部分の母の身体は冷たく、とても白かった。
声をかけても動かない。
そして息もしていなかった。
泣きそうになりながら母の身体を揺すると、母の右手には何か握られていた。
それは一人暮らしをするために上京をする日、母に渡した手紙と電話番号が書かれたメモだった。
『お母さん、今まで本当にありがとう!私がいなくなったらお母さん一人になって寂しくなると思うけど、ご近所さんにお母さんは好かれてるから大丈夫だよね!(笑)それでも寂しいときは、電話してきてね!番号はメモに書いて同封してあるよ、今までお世話になりました。』
| トピック検索 |