―…っは…、珍しく抵抗しないのですか。 (相手の後頭部に片手を添えながら再びゆっくりと離れれば、相変わらずの慣れない敬語で意外そうな口振りで述べ。同時に照れ顔を見られたくないのかくるりと背を向けてはバッグを肩に掛け始めて