そう、か、なら良かった… (妻の安否はやはり気になっていた所で。それが分かれば思わず安堵の息が漏れ、一瞬頬を緩ませるも、扉越しの相手の声はまるで赤毛の主の為にしか己は必要はない、と言っているようで「俺の事が気に食わないならはっきり言え!」思わず今まで言わないように、と己なりに気を付けていた言葉が口をついて出てしまい)