好物か…ふむ…(首を傾げればいそいそと鞄から仕事で使用している小柄な手帳を取りだし最終ページを一枚切り取れば同じ鞄からボールペンも取りだして、ぶつぶつと呟きながら紙に《好き・魚、野菜(特に葉っぱもの)、甘いもの、君の珈琲。嫌い・なし》とまで書き上げたあと、暫し考えたあと自宅の住所や携帯番号、自身の名前を書いて差し出し「たまに、夕飯作ってくれると嬉しいなぁ」と笑み)