全く…よくそれだけ眠れるわね、ある意味尊敬するわ(まさか相手が嘘をついているとは夢にも思わず、素直に今起きたところだという言葉を信じて呆れながらもよくもまあここまで堂々と眠っていたと言えるものだと肩をすくめてみせて。既に校舎は消灯され暗くなってしまっていて、先に生徒会室を出て行く相手の袖を軽く摘むと「えっと、ちょっといいかしら?」なんて少し落ち着かない様子で俯きがちに問いかけて