柊 2014-06-16 01:29:42 |
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>物乃芽さん
っ、触れては、いけない。
決して、触れてはいけないのです。
(急に触れられた手に内心驚きながら、じんわりと暖かいその体温に一瞬頬を緩め。しかし今までの恐ろしい過去を思い出すと途端にその手をやんわりと離しながら)
貴方は感謝したいとおっしゃった、しかし私は感謝される程の存在ではありません。
皆疎むのです、私に触れるものは皆瞳を閉じてしまう。眠りについてしまう、死を受け入れてしまう。
…私は貴方を知りません、暖かく覆うというのも何かの間違いでしょう。
私は酷く冷たいのです。
(真っ直ぐと男の目を見ながら、しかし睫毛はふるふると静かに震えて。
着物の裾を無意識にぎゅぅと握ると同時に目線を反らせながら)
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