柊 2014-06-16 01:29:42 |
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>物乃芽
…いいえ、私は咲き誇る草花が愛しくて堪りません。
ですが彼らは違うのです、彼らはきっと私が憎くて堪らないでしょう。
私が今貴方が触れるその木に触れれば、たちまちその木は花を咲かすことをやめ枯れてしまう。
(縁側から降り立ち木に触れる男を羨ましそうに見ると、次いで寂しそうに微笑む。緑は誰にでも平等という言葉に反応しつつも、素知らぬ顔をして何でもないように笑みを浮かべて)
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