ぬし 2014-06-15 20:42:48 |
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>華ちゃん
あー…ん。…ふふ、おいし。華ちゃんありがとうね。
(思ったより照れてくれなかったな、なんて少々理不尽な理由で僅かに拗ねたように眉を寄せるものの、差し出されたおかずにすぐに表情を明るくすると乗り出した体勢のまま里芋を口に頬張って。椅子の背もたれへと体を預けながらもぐもぐと一口には少しだけ大きめだった里芋を咀嚼すれば、いつもの里芋とは何だか少し違うねっとりとしつつも上品なだしの香りが仄かに香るそれにふにゃりと頬を緩めて。しばらくして漸く口の中が空くとぺろりと唇を軽く舐めてから相手への礼を口にし、それから自分の弁当に手をつけ始め。「…ね、華ちゃん。華ちゃんは、さ…その…好きなひと、とか、居るの…?」途中箸を休めたタイミングで不意に口を開くと、仄かに照れた様子を窺わせながらたどたどしくも所謂ガールズトークといえば、といった感じの恋のネタをぶつけてみて。)
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