先生×生徒(NL)

嘘じゃ…な、いもん。(　少し目を泳がせて

ならちゃんと目を見て言えよ(左記を言うと相手の方を見て見つめて

突き指した…(　最初の方は相手の目を見つめるも、後半はやっぱり反らしてしまい

やっぱり嘘か(相手が目をそらしたので嘘ということがわかり呆れて

だって…、担任が保健室に行かせてくれないから。(　頬膨らますも軽く開きなおって、「何で担任にバレなかったのに、奏先生にはバレちゃうんだろ…」と独り言のように呟いて

保険医だぞ？見ればわかる(相手の言葉に余計呆れながらも言って

今から廊下走ってきて転けてこようかな…?(　相手の言葉に少し残念そうにうつ向いて

怪我しても俺は見ないからな(左記を言うと先程までやっていた仕事に戻って

ね、せんせ…?(　相手の隣に来れば顔を覗き込んで

何だ？(溜息をつくと仕方ないといった風に相手を見て

何でもないけど…、(　ふと相手から視線外して宙をさ迷わせれば、「放っておかれると何か寂しいの、」と頬を赤らめ

なら教室戻れ(そんなことでいちいち呼ぶなという風に言って

やだ、ここがいいの。(　子供のように意地を張れば動こうとせず

じゃまだ戻れ(相手を引っ張って保健室から追い出そうとして

先生のバカ…、(　大人の力に敵うわけもなくされるがままになり、少し涙を溜めるも「いいもん、また来るもん…」と無理矢理微笑み

来なくていい(と言うと扉を閉め机に向かって

私ずっと此処にいるから……、(　扉を閉める直後に言い、その場に座り込んで

..(少し経ってから気になったのか廊下をのぞきみて

ばかばかばかばか…(　見られてるのも気づかず体育座りをし、小さく寂しげに愚痴れば顔を膝元にうめて

誰がバカだって？(中に入って邪魔されるよりも外でこうやられてる方が迷惑なので仕方なく声をかけて

ひゃわぁっ、(　まさか声をかけられると思っていなかったのか、唐突のことで思わず変な声が出て、

迷惑だから入るなら入れ(相手が変な声を出していたがそれを気にせず自分の用件だけ伝えて

入っていいの…?!(　表情をﾊﾟｧｯと明るくさせれば保健室へと入り、そのままの勢いでベッドに飛び込んで

誰もベッドに寝ていいとは言ってない(と相手の頭をファイルを使って叩いて

いたいっ…、(　頭を押さえれば相手を軽く睨んで、「先生は生徒に優しくしないといけないの。」と頬膨らませて

お前以外にはしてるぞ？(と椅子のところに行き座りながら言って

もう、先生なんて知らないもんねーだ。(　幼い子供のように言い返せば、頭まで布団を被り

俺が嫌なら保健室に来なければいい(相手の方に見向きもせずに仕事をして

嫌じゃない…、(　ｶﾞﾊﾞｯと布団から顔を出して、

じゃあなんだ？(仕事をしながら相手に耳を向け話をして

お、教えない。(　頬を赤らめれば慌てはじめて

そうか(別に興味がなかったので深くは問い詰めずに

ね、じゃあ先生は私の事どう思ってるの？(　相手の素っ気なさに少し寂しそうにすれば、恐る恐る訪ねて

ただのバカ(相手にどう思ってるかと言われれば考えるそぶりもなく即答をして

即答……、もう知らない。(　またベッドに潜り込んで「私は先生のこと好きなのに…」と呟くようにいい

...(相手のところまで言ってベッドに座って

……っ、(　相手がベッドに座っても布団から出ようとせず、泣いてしまいそうになったのか枕を引っ張り顔にぎゅっとあてて

柚木..(布団の上から相手に覆いかぶさって

ひゃ…っ、(　体を強ばらせるも安心するのか直ぐに力を抜いて、「せん…せ、?」そっと布団から目だけをだして

どうかしたか？(そのままのたいせいで相手を見て

え、だ…って、先生…(　頬を真っ赤にすればまた布団に潜り、「なんで…、どう…し、て?」と聞きながらも抵抗は全くせず

どうだっていいだろ？(そのままの状態で相手の自分の顔を相手の顔の方にやって

よくない…もん。(　布団の中でﾌﾙﾌﾙと首を振り、「私、先生の…、気持ちが分かんないよぉ…」不安になってきたのかついに堪えきれなくなった涙が頬をつたって

好き..(仕方なく呟くように言って

…え?(　ｶﾞﾊﾞｯと布団から顔出せば相手を見つめて、「嘘…?え、なんで…」と信じられないのかずっと繰り返して

理由なんているか？(相手の顔を見つめて薄く微笑んで

……、(　ﾌﾙﾌﾙと顔を左右に振って、笑みを見れば頬を染め「私も好き、」と言えば相手の胸元に飛び込んで

危ないよ(相手を受け止めて抱き締めて

大丈夫。これで怪我したら先生が看てくれればいいの、(　顔をｸﾞﾘｸﾞﾘと胸元に埋めるようにして

俺は看ないぞ？(なんで俺が看ないといけないんだという風に言って

え、どうして…?(　驚いたように顔を上げ相手を見つめて