匿名さん 2014-05-27 01:57:01 |
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>副委員長
嫌ですよ。そもそもそんなにクッキー貰ってるんだから、もういらないんじゃないですか?お腹の容量的にも。
(冗談だと分かっていても拒否を隠せなかったのか相手の要望に即答かつはっきりとした口調で断りを入れるとクッキーをトートバッグに戻してからバッグを両手で抱え直し。元々風紀委員会の面々にお裾分けするつもりで気合いを入れて作ったものだったが先程相手がもらったと言っていた他の子の差し入れを考えると、傲るつもりはなくとも趣味が菓子作りということもありどうしても比べさせてしまうように感じ。それではそのクッキーを彼に渡した子に何だか悪いような気がして適度に真実味を帯びた代わりの言い訳を口にして。「…クッキーは駄目ですけど、お昼を一緒する位なら良いですよ。」とはいえあれも駄目これも駄目と拒否ばかりするのは今度は相手に悪いと思い、そもそも目的地が同じだろうが一応フォローの意味も込めて昼食を共にしてもいいと返事すれば、漸くたどり着いた風紀室の扉をあけて。)
>高倉先輩
…高倉先輩、落ち着いてください。私は大丈夫ですから、早くプリントを拾わないと…。
(見知った謝罪の声にちらりと視線をあげると勢いよく謝り倒す彼女がいて、思わず苦笑を浮かべればプリントを片手に持ったまま軽く相手の肩に触れて。落ち着かせるようになるべく静かな口調で相手に声を掛けるとそっと辺りを見渡し風で散らばったプリント類に視線を向けて。恐らく目先のプリントを拾うことに気を取られたのか開け放たれたままの窓やまだ床に数枚残ったプリント、謝罪よりもこれらをどうにかしなければ二次被害も起こりうる状況で。まずそれらの片付けを優先するべきでは、というように言葉尻を濁しながら困ったように眉を下げれば相手から離れ一先ず窓を閉めて。)
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