主 2014-05-19 15:10:46 |
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>楓也
そうだった。これこそ愚問だったね。俺は仕事先ではあまり言い寄られないからね
(取締役という立場と近寄りがたい雰囲気を出している理由が一番なのだが実際は己が近寄られても気が付かないだけで無意識と無自覚で相手を諦めさせているだけで。故に次相手の言葉も理解できない訳で「…あれ、なにか違ってた?」乾いた笑いから何かを察すれば間違っているなら改善せねばと真面目な顔で相手を見て。「俺はいつも先々のこと考えて接してるよ。無自覚なんてことはないと、思うけど」己の方が無自覚だと言われれば、万が一無自覚なら言われても気が付かないだろうと曖昧な答えを返して。相手に抱き付かれて頭を撫でているとどちらが甘えているのか分からないなと内心苦笑しつつ、相手が少しでも己と居ることで心休まっていてほしいことを願い。「え?そうだったっけ。もう忘れちゃったな」クスクスと口元を押さえて普段あまり言わない惚けた冗談を言うと、口を尖らせる相手の口元に己の人差し指を添え、唇をプニと押してみて
>環くん
そうだね。倒れて迷惑掛けるようなことは一番したらいけないことだよ。ただの独りよがりになってしまうから
(休すむ提案には頷かず、心配というよりも迷惑を掛けるのは自覚しているため低声で厳しい口調で言いながら己はそんなことにはならないとほのめかし、見据えられていることには気が付かず。「そうなの?…まあ人に触ることなんて滅多にないから大丈夫だよ。もしかして環くん、潔癖性とか?……それならいいんだけど」己もスキンシップは苦手で恐らく弟以外には触れることが無いので其処まで警戒する必要はないと言い、相手ほどでないが潔癖性なところがあるためもしかしたらと上記問い。しかし言った側から近寄ってきて頬に触れられ言われた一言に思わず瞠目する。先程の相手とは思えない変わりっぷりに今の弱り切った頭では対処することが出来なく「あ、うん。環くんがここまでしてくれるなら寝よう、かな。」人に触れ合うのが嫌だと言った彼がここまですると言うことは己が相当苛立ちの根元になるほど疲労困憊して見えたのだろうと判断し、何とか言葉を紡ぎ上記を言うと糸が切れたようにその場で突っ伏してみて
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