学園長 2014-05-17 17:20:46 |
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>雷電先生
…母は私が幼い頃に亡くなりましたし、父は家を飛び出してそれきりですから。
是非先生が使って、楽しんできて下さい。幼い頃の思い出は大きくなっても残ります。良い思い出を…作って下さい(『家族招待券』があった所で、招待する家族が居なければ話にならない。あまり重い話にならない様に気遣い微笑みを浮かべていると、いささか早い心配をする相手の様子にいつの間にか純粋に微笑んでいて。「今日の事は内密にお願いします。彼の今後も、あまり詮索はしないでくれると有難いです。」携帯電話を操作し何処かに連絡をとっていたかと思うと、未だ起きる素振りはない彼を一瞥しそう述べて。
>那珂さん
そんなにお腹が減っていたの?
…まぁいいわ。今の時間ならまだ食堂も空いているでしょう。上がるのに時間が掛かるから、もう本は借りようかしら(自分の手元にあった分厚い学校史を学生鞄に仕舞うと立ち上がり、掃除の行き届いていない床に座った事でスカートに付いてしまった埃を簡単に払って。自分が準備している間も絵本の中の虫に自慢話をしていた相手を見つめると、「空腹なら早く準備しなさい。この前言ってたジュース、奢ってあげるわ。」と早く準備をする様に声を掛けて。
>ゼロくん
ええ、此処は平和な学園よ。
コロシアイ学園生活がなければ、論破する必要もない…勿論対話の必要性はあるけれど。
じゃあ私から一つ、あなたに必要かも知れない事を言うわ。友人を増やしたいなら、まず名前を呼びなさい。初めから“お前”じゃ皆驚くわよ?(相手が友人つくりに前向きな様子である事に柔らかく微笑むと、相手の方をちらりと横目で見てから、基本の友人を作るポイントを教えて。そうこうする内に当番交代の準備は済み、後は図書室の鍵を職員室に返却するだけになった為「これで私は此処を失礼するけれど、ゼロくんはまだゆっくりしていけば良いわ。」そう言い終わると微笑んだまま、相手に手を振って。
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