学園長 2014-05-17 17:20:46 |
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>東方
次にやる授業の進め方をノートにまとめたり、終わったらそれを見ながら復習したりは今でもしている。何の仕事に就くにしても何かしらの勉強ってのは必要なもんだ。君には将来の夢とかないのか?(あからさまに嫌悪を示す相手の表情に笑いを零しつつ今でも教師として最低限の事はしている事を告げた後、興味深げに何を目指しているのかいまいち見当のつかない相手の夢について問い掛けて。)
ああ、広瀬か。きっと山岸は相当めかし込んで来るんだろうな。…それに比べて俺はほとんど仕事だ。せめて息子には、絵日記に書けるくらいの思い出を作ってやりたいんだが。どうにか掛け合って花火でも見に行こうかな。(相手の友人として思い当たる人物とその恋人の名を挙げて、夏祭りには頭からつま先まで力の入ったコーディネートをしていくであろう彼女を想像して苦笑する。しかし自身といえば教職は勿論だが、夏休みに乗じて上司が詰めに詰め込んだ警備の仕事が山積みであり、思わず頭を抱えて左右に首振り。絵日記に書く思い出を捏造するような悲しい夏休みを息子に送らせまいと、疲れの色を滲ませながらも決意の表情で語り。)
>空条
ひ、東方に…?ああ。情けない事だが、そうしてくれると非常に助かる。まさかこっちの仕事でも請求が来そうになるなんて…。(自販機に手をついて寄り掛かり丸めていた背中を叩かれると心底安堵した面持ちで顔を上げ、弱々しい声音でお願いすれば機体に肩を寄せて深いため息を吐いて。)
>ジョースター先生
誰にでも?ならサイボーグの俺にも望みはあるということかな。その才能の有無はどうやって見分ければいいんだ?(意外そうに片眉を上げ伸ばした指先を見つめて。しかし波紋は呼吸法が生み出すエネルギーであり、呼吸自体をしていない機械の身体では使える物ではない事実を知らずにまた質問を重ねる。)
…魔法のような、というより魔法だな。種明かしを頼んでもいいだろうか。(俄かに信じられないというような顔をし腰を曲げて元気を取り戻した花を注視していたかと思うと、姿勢を戻して波紋の練り方を問い。)
>霧切
いや、本当にやめてくれ。…戦闘技術しか取り柄がないからな、このくらいは出来ないと。――なるほど。ならここで済ませるか?移動するにも人目が気になるが…。(心底嫌そうに相手の言葉を退けたのち、気を取り直して手刀を繰り出した利き手をひらひらと振って。自白させるとなればもっと確実に逃げられない状況を用意した方が良さそうだが、意識のない手を縛られている男をこのまま持ち帰るというと通行人に不審な目で見られる事は必至であり。ぐったりした男の顔をしゃがんだまま眺めながら尋ねて。)
>七海
…自分が置いて行かれるような気がしてるのか。(何となく相手の心中が察せて、此方も何とも言えない微笑みを作って声を掛ける。戦場から解き放たれ次々とアメリカに順応していく仲間を見た時の自分も、常にそんな思いを抱いていた。)
――あ、七海…!すまん。正直、何と言ったらいいのか分からない。だけど君を生徒として愛してるのは確かなんだ。その…だから今度は、俺の話を聞いてくれないか。(相手が立ち上がった事で弾かれたように顔を上げ、椅子をがたつかせながらも今まさにここから去ろうとしている後ろ姿へ手を伸ばす。相手が悪いのではなく、どんなに時が経っても尚過去と決着をつけられない己が悪いのだと伝えるべく、真剣な面持ちで呼びかけて。)
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