学園長 2014-05-17 17:20:46 |
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>御坂
格闘に持ち込めば勝てる見込みはあるって事か。ま、そんな得体の知れない力の持ち主だ。まだ隠している物があるかも分からない。やはり直接対決は遠慮願いたいな。(能力を使わない攻撃は彼にも通る旨を聞くと勝機を掴めるやもと思うが、噂を聞いただけで奢ってはいけないと僅かに左右へ首を振り。)
ああ、やつは人間とサイボーグに取って代わる、"音声による対話と自己判断が行える兵器"として作られた狼型ロボットだった。光ニューロAIという人間の脳の作りに近い人工知能を搭載していて、時には冗談も口にしたが、兵器としては大きな欠点があってな。人間と違って"残虐性"がないんだと。戦う為に作られた癖に笑えるだろう?それに何だか惹かれて、AIだけ取り出して持ち帰った後うちの技術者に新しい体を作らせたんだ。(初めて刃を交えた時には考えられなかった程の長い付き合いを、自身ですら尚も信じられない風に語る。相手や無人機に向けられた物ではなく、"残虐性"を取り払おうとしても出来ない己に対して、少し刺のある口振りと笑みを浮かべて。)
>金剛
君は提督を…あー、愛してる、のか?(相手の朗らかな態度から判断し損ねていたが、"LOVE"は友愛や上司への信頼ではなく恋愛的な物なのかもしれない。そう考えては自分には似合わない動詞へ戸惑いを見せながら怖々と尋ねて。)
……。(またもや悩ませてしまったらしい相手を横目に見つつ、普段よりいくらか熱心に品書きへ目を通し。)
>朝田
VRMMOだろう、俺も訓練で似たような事はしているんだ。ほとんど一人で進めているから交流なんてあったもんじゃないが。こっちも、昔のチャチなゲームみたいな物よりは驚くべき進化を遂げた。(プレイした事はないものの存在だけは知っている巨大なゲームジャンルの名を出して、自らのVR訓練との類似性を上げ店内を歩いていき。「動き易さが段違いだからなぁ…。ゲームセンターは三階、か。」と、相槌を打ちながらその道中案内板をちらりと確認し、目的地の場所を確かめて。)
>霧切
ああ、もう心配いらない…――俺のしょっぱい演技力についても。(そう口にして茶番の終了を宣言すれば、男の傍らにしゃがみ込み改めて気絶している事を確かめる。再び起きた時の為に何か拘束しておく物でもあったら良かったのだが、今は首に下げたタオルしかない。仕方無くそれを使って男の手首を縛りながら、「こいつはこれからどうするつもりなんだ?」と質問し。)
>七海
分かった。――四つか。リーグ戦にすれば十分足りる数だな。それにしても、頼もしい友達がいたもんだ。(こくりと頷き電話の向こうの人物と相手との会話に耳を傾け、終わった頃合いを見計らって口を開く。大会で行う内容はほぼ決まったと言える状況に安堵の笑みを零して、有難い才能を持った友人に感謝の念を抱き。)
とある、計画…AI…。(相手が作られた理由には全く関係ないだろうが、選ばれた言葉により過去のトラウマを想起させられ弱弱しくそれを復唱する。脳内で世界を我々が統治すると雄弁に語ったAIの笑い声が響き、苦しげに俯き眉根を寄せながら、それでも何か声を掛けねばと思うものの唇からは荒い息しか漏れ出て来ない。)
>カークランド
そうか?何でもダンボールに関連付ければわりと騙される、いい歳した男は一人知っているんだが。(自身も例に漏れず天然であり、友人にもダンボール愛が重症な英雄がいる為、心底意外そうに尋ね返せば悪びれずに付け足し。)
そうなんだ。ちょっと攫われた先で実験に使われてな。これを話すとたまに初代仮面ライダーに似てると言われるんだが、俺はまだ見た事がないから真偽は分からん。バイクも持っていないし。(少し薄暗くなった雰囲気を誤魔化すべく、相応しくない程に軽い言葉選びと微笑で自らの過去を告げる。)
>ゼロ
え?何で分かっ…ごほん。任務中の俺とは程遠い言葉だな。脳筋だとか、"単純軟弱石頭"だとか…――くそ、思い出したら腹立って来た。あいつの方こそ嘘つきの役立たずのひねくれ者のカッコつけのスカした…。(初任務で向けられた形容動詞に似た発言に目を丸くし危うく口を滑らせかけるが、咳払いを一つすればそれで誤魔化せたと思っているようで。しかし思い出しているうちにどうにもむかっ腹が立ってきたらしく、相手そっちのけでいつかの友人に対して負けじと悪意のある表現を並べ立てて。)
妻が出かけていると洗濯機もろくに使えなくて、この間は息子に教えてもらったくらいさ。情けない話だが。――ああ。風が気持ちいいな。(細々としたボタンが示す○○モード、の使いどころが分からず、結局息子と共同作業で済ませた先週の休日へ思いを馳せつつ、照れ臭そうに頭を掻いて。そうして注意のままに車体の適当な場所に手を掛け、髪を風にそよがせながら目を細める。)
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