学園長 2014-05-17 17:20:46 |
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[霧切 響子]
>ゼロくん
別に平和は嫌じゃないの。ただ平和の概念なんてその人の送ってきた人生で容易く変わるわ。
だからこそ、本から学ぶのではなく自分で考えるのが平和を知る第一歩だと思うの。
私にとっての平和は、仲間や友人が笑っていられる事。あなたは?(目を閉じ自分の胸に手を当てながら、過去の経験を元に形成された自分自身の平和を語り。目を開くと悪戯っぽく笑い、相手にとっての平和を問い。「私はもどかしいのだと思う。生徒会の人間だから生徒には直接手を出せない…そんな無力感。」相手の言葉を半ば遮る様に首を横に振り、彼について思うことを述べて。
>金剛さん
昔から飲んでましたから。紅茶も好きですけど、私はやはりコーヒー党から離れる事は出来そうにありませんね(また一口コーヒーに口を付けると、己のコーヒー好き加減に苦笑いを浮かべて。「アーサー・カークランド。知りませんか?副生徒会長もやってた筈ですけど。」生徒内では有名だった筈の彼をまさか知らない訳はないだろうと思い、情報を付け足して。
>雷電先生
ええ、ではまた後で会いましょう。
作戦の成功を祈っています(相手の言葉に薄く微笑むと手を離し、話している内にだいぶん近付いて来ていた男性の前に表れて。その才能を活用し、迫真の演技で先程の強さなど微塵も感じさせない、男性を前に怯える少女を演じ。その様子に男性にも余裕が出てきたのか、殺気も薄れ大分油断している様子で。
>那珂さん
まぁあながち間違ってない感想ね。…私は見た事ないけど此処、出るらしいのよ。真っ白なワンピースを着た女の子の霊が…ね(相手の少女らしい反応にどうにも悪戯心がくすぐられ、ありもしない幽霊話をさも昔からあったかの様にペラペラと話し。
[七海 千秋]
>ゼロくん
私は普通に使うけど…やっぱり少ないと思うよ?
霧切さんとは同じ超高校級だから、結構良くしてもらってるよ(まさか直ぐに周りの声に掻き消された呟きが、先程まで人混みの中心で圧倒的な試合を行っていた人物に届くとは思っていなかったらしく、驚きに目を瞬かせ。「じゃあ君が『ゼロくん』なんだね。…えっと私は1-Aの七海千秋。宜しくかな…?」自分ばかりが相手の事を知っているのは居心地が悪く、一瞬間を置いてから簡単な自己紹介を始め。
>御坂さん
御坂さんの好みに合うかはわからないけど…ファンシーグッズの専門店が其処に出来た…よ?
確かゲコ太っていう蛙のキャラクター中心で置いてたはずだけど(歩いていると斜め前に現れた、いわゆる少女向けの雑貨屋。男勝りの性格の相手が気に入ってくれるかは疑問だが、その店で扱っているキャラクターの名前も述べて。
>雷電先生
超高校級のメカニックって才能の子なんだけど、この間『趣味で音楽ゲームの機械を直したは良いけど使い道ねぇ』って愚痴ってたから丁度良いかなって(相手の疑問に拳を握りしめたまま、力強くメカニックの友人の事をそう説明して。ちなみに二重かっこ内は彼の声真似の徹底ぶりである。「いつかは言わなくちゃって思ってたから。丁度良い機会だよね、こんな良い天気ならどんな結果でも思い出になる…と思うよ?」どうしても今伝えてしまいたいのか、相手の手を握り。それでも全く恐怖がない訳はなく、自身の手は少しだけ震えていて。
>那珂さん
…急にこんな事言っても混乱しちゃうだろうけど、私プログラムなんだ。
とある計画を内側から監視する存在として造られた人工知能プログラム。それが『七海 千秋』だよ(嘘の様な本当の話。無論これだけで信じて貰えるとは思っていないが、相手には伝えておきたかった。にぃと子供っぽく笑うと、自身の最大の秘密をそう述べて。「お友達とお買い物…!楽しみだね。」相手から出たショッピングという単語は少女の胸をときめかせるのに充分な効力を持っていて、嬉しそうに微笑み。
[アーサー・カークランド]
>ゼロ
別にそんなご大層なもんでもなかったろ、あの資料。
俺には出来なかった事を簡単にやってくれたんだな…うお、完璧に伸びてるじゃねぇか(足元に転がっていた少年の頭にデコピンをして起きないのを確認すると、更に足をついて少年の脈と呼吸を確かめて。「自己紹介しとこう。俺はアーサー・カークランド。とりあえずこの学園の副生徒会長なんかをしてみてる凡人だ。」立ち上がり、ズボンに付いた土ぼこりを軽く払うと、自己紹介をして。
>雷電先生
釣られる訳ないでしょう。舐めてるんですか先生(相手の呟きが聞こえていたのか、怪訝そうな表情になり、相手の案を全否定して。「それだけあれば充分ですよ。それに先生なら大丈夫です。あいつを信じてやれる。」相手の選んだ言葉に満足そうに微笑んで頷けば、そう言葉を返し。
>那珂
お兄さん、か。俺も昔はそう呼ばれてたな。あの時はやんちゃな弟だったけど、次はやんちゃな妹か。
…これは大変そうだな(相手から述べられた呼称は、かつて少年が自分に言ってくれたものにそっくりで、そのせいか、相手の姿が自分を慕っていた少年に重なる。だがその直ぐ後フラッシュバックされた雨の日の映像に思わず首を振って。
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