馬鹿はあまり問題ではない。むしろ立派な馬鹿、偉大な馬鹿が存在する、見習うべきものもある。師は「社会を統率する人の上に立つ者は馬鹿さがないと務まらない。人は如何に馬鹿に成るべきかである」とも述べる。俺が思うに、現代の言葉で言えば「鈍感力」と言えそうだ。