ただ、御前と居たいだけ。 / bl

__...遠慮何かしてねｪ｡迷惑掛けねｪようにしてんだよ..｡
（　話してくれない｡話さないでは無く話したくないが一番合ってるだろう｡誰にも話さないのだ､此は自分が悪いのだから｡其に彼に知られたら軽蔑して離れていきそうで､怖いのかも知れない｡ふ､と微かに息を吐き出しては彼に背を向けたまま上記を述べて｡長年の付き合いで離れていってしまったら､何だか落ち込んでしまいそうだ｡そんな事を考えながら瞳を軽く閉じて｡当たり前だと言わんばかりに大きく頷く彼を見詰めれば拗ねた表情を浮かべていて､思わず眉を寄せつつ｡｢__..俺は元々少食だ｡言っとくけど..飯の量､増やすなよ｡｣と前記を述べてはゆっくりと彼から目を逸らし空を眺め｡｢__...嗚呼､解ってる｡｣再度好きと言った彼｡また困った様に目を泳がしては､わしゃわしゃと頭を撫でる彼の手を軽く掴んで｢__...子供扱いしてんのかよ｡｣とあまり表情には出さないが拗ねた表情をして前記を述べては彼の手を離して｡｢__..嗚呼､気にすんな｡だから..そんな顔すんな｡大丈夫だから..｡｣と彼に張れなかった事に安心した様にふ､と微かに息を吐き出しては彼の表情に眉を寄せて前記を述べて｡何で､そんなに悲しい顔する?幼馴染みだが其処までして俺の事を知りたいのだろうか｡そんな事を考えながら彼を見詰めてみたり｡"大丈夫"だなんて言葉は只､自分の冷静さを保つ為の言葉でも有る｡　）