ぬッし- 2014-05-05 17:54:14 |
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そりゃーね、だってお前自分の事となると遠慮ばっかしやがって話してくれないんだもん
(黙りこくったと思うと、素っ気なく返事をされてはそっぽを向かれてしまった。少しは折れてくれただろうか。他の奴なら此処までしつこくなんて接しないのに、長年の付き合い…″幼馴染″とは特別なものだろうか。それともそれ関係なく相手だから、どっち何だろうと考えてしまって。もし女子だったら恋愛感情抱いたりして何て少しばかり妄想までしてみたり。と言っても、恋なんて感情分からないんだけど。疑ってるだろうと、言われると当たり前だとばかりに大きく頷き。少しは頼って欲しいのに、と拗ねた表情を浮かべ。「うん、好き」困った様に視線泳がす姿に、わしゃわしゃと頭撫でて。ずっと懐かなかった猫がやっと懐いてくれたみたいな感覚で、嬉しく再度好きと考えるより先に口から出て。「そっか、ならいいんだけど…」気のせいだったかな。本当ならば大丈夫か、何かあったら言えよと言いたい所だけど何と声を掛けても、一人で何とかするのが相手。頼って欲しいんだけどな…まだ己には役不足らしい。少しばかり悲しげな表情をして)
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