ただ、御前と居たいだけ。 / bl

__...取ってるから気にすんな｡
（　多分解ってるのだろう､彼の事だろうから｡己が寝れてない事と飯を食べてない事とか解って言っているのだろう｡ｼﾞﾄﾘと疑いの視線を向けられ､其のままﾑｯとした様な表情でぐい､と近寄って来た彼を見詰めて上記を述べてふい､と彼から目を逸らして｡ちゃんと1日に1食は食べているから大丈夫､睡眠は2時間程度だけど､大丈夫だろう｡そんなので倒れたりする程柔じゃ無いのだ｡横になればぼ-､と空を見詰めてはﾁﾗ､と彼を見て｢__..なあ､何で御弁当を..作ってくれるんだ..?｣と顔を彼の方に向ければ首を微かに傾げ前記を問い掛け聞いてみて｡わざわざ己の御弁当何て要らないのに､お金の無駄になるのに｡彼の呟きにじ､と空を見詰め｢__..そうか?..俺は好きだな､雨｡御前もな..｡嗚呼､勿論友達として｡｣好きな天気は雨｡変わってるって言われた覚えがある｡でも､唯一1度だけ両親が褒めてくれた時が雨の日だったから､何て変な理由だけど｡でも､あの1度しか褒めてくれなかった｡だから今まで以上に頑張ってやったのに辛くて逃げた俺はやっぱり弱い｡ふ､と微かに息を吐き出しては前記を述べて軽く瞳を閉じて｡　）