陽。悠。 2014-04-24 14:34:17 |
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「ね、聞いてる?」耳元で甲高い声がし俺は我に返った。
「あ、悪い。ちょっと...考え事してた」
[始まり]
俺には、彼女が居る。別にすげぇ好きって訳でも、嫌いって訳でもないけど...ノリで付き合うようになって半年くらい。でも、そろそろそんな関係にも飽きていた、なんか、詰まんねぇ...そんな事を考えていた矢先に、
突然コクられた。
いや、正直焦った。 なんでって?
相手が自分が教える生徒、しかも...男だったから。
その生徒は、普段は大人しくて控えめ、顔も何処か中性的で、可愛らしい普通な生徒。
そんな生徒が、真剣な顔で
「先生、僕...先生が好きです。」
だなんて、目を潤ませながら俺を見つめて言いやがる。
もちろん、俺をからかってんのかとも思ったが、どうやらそれも違うらしい。
俺も、最近飽きて来てたから、試しに此奴と遊んで見ようと、悪戯心に火が付き、心良く了承した。
とは言うものの、この隣の女はどうすっかな-と考えている所に、先程の、甲高い声の場面に戻るわけだ...。
「あのさ、そろそろ...別れねぇ? 正直お前と居ても詰まんね-。つか、飽きた。」
「え、? な、何言ってんの? 本気?」
俺の言葉に目を見開き問い掛ける、当然の反応だな。まぁ、別に嫌いじゃねぇけど好きでもねぇし、
此奴を振るのは、然程難しくなかった。
まぁ、大体見当は付くだろうが、平手打ちをくらい。
割りとあっさりと別れた。
さぁて...この代償は、彼奴に償って貰わなきゃな-。
可愛い、可愛い、生徒くん。
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