nushi 2014-04-19 14:59:33 |
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――い、五十嵐…!
( 薄っぺらい生地の向こう側から聞こえた、ぼんやりとした細い声。淡い色のそれに添えていた手をびくりと震わせ、直後勢い良く引くと、丁度起き上がろうとしていた彼の姿か映り。しかし彼が辛そうに頭を押さえていることから未だに安堵よりも不安と焦りが己の心を渦巻いており、彼の腰に片手を添え体を支えると、切羽詰まった表情と絞り出したような声で彼を呼び。そしてかける言葉も見当たらず眉を顰め心配そうに見つめると、空いた方の手で、彼が被っていた布団を無意識に軽く握りしめて。―――嗚呼、鼻をつく保健室独特のツンとした匂いも、今は全然気にならないや。 )
(/ダメダメだなんてそんな事は御座いませんよ!平日のin率は低いですし、此方もロルが長くなったり短くなったりと波があるので、大丈夫ですよ!)
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