主 2014-04-02 16:16:10 |
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【承認ありがとうございます。では絡み文を出しますね】
「まだ寒いな……」
時は4月となり桜の花びらが咲き誇り始めた今日この頃。しかし依然として冬の名残は消えておらず今日は寒い日であった。春の陽気に慣れてきた彼はそこまで着ていないため肌寒い環境なため、家に帰ろうかと考え。
兄貴!
(兄の帰りがいつもより遅い、そんな小さなことに多くの不安ごとが生まれて。耐えきれず、念の為に彼が日頃着ている上着を持っていき、外に出ると案の定道端で立ち止まっており。少し遠くから呼ぶと片手を上げ、近寄り。「これ、上着な!」もう片方の腕に抱えていたそれを相手へ押し付けると寒いからという瞳をし。
「ずいぶんと用意がいいな」
自分を兄貴と呼ぶ人物は一人しか思い当たらず見てみれば案の定妹のイザベルであった。自分が寒い思いをしていたのはさっきからなはずなのだが今会った彼女は偶然自分の上着を持ってきたので感心をしながら受け取り
ま、兄貴の事ならなんでもわかるしな!
(感心され事を把握すると照れ隠しに、自慢げに胸に手を置き。兄が上着を着用したことを確認すると帰路への方向に向き直り、帰ろうぜ、といつものスッキリするような笑みで述べて。
「それなら、今何をしたいか当ててみろ」
なんでも分かると自信ありげに言っているように見えたので意地悪にも本人にしか分からないような質問をし、帰ることを決意すると「そうだな」と言い彼女の手を握り歩き出す。
んー、そうだな。酒を飲みたい とかか?
(不意に手を握られ、照れそうになるも顔を若干俯かせ、更に暗いことからi相手からは見えないようにして。もはや勘でしか当てることのできないそれを少し考え、答えて。
「んなことより今はお前と手を握って帰ることだな」
確かに寒い日には熱燗を飲みたい気分になるも、今は口には出していないものの大切にしている妹とこうして手を握りッて帰りたい。それだけでありそれを外した彼女に対してふうっとため息をつき
兄貴…、感動したぜ!ありがとう
(その場で起こっていることを述べられると感動と羞恥からお礼と感想を述べるときも顔を逸らしていて。それでも、握った手は離れないようにきゅっと握り直して。
「そんなんで感動するな。当たり前のことを言ってるだけだ」
そう言いながらもリヴァイは顔をそむけてしまい、話を逸らすかのように「今日は何を食うか」と今日のメニューについて尋ね
今日の夕飯はハンバーグだ!
(メニューを聞かれ、待ってましたと言わんばかりの張り切り様で答え。よほど自信作が出来たのか自然に足取りも早くなり。相手を引っ張る形となっていて。
「楽しみなのは分かったから、走ると転ぶぞ」
年下ということもあるのだが、いまだに小さな子供扱いをしており突然引っ張られよろめく形になるも自分の意見を言う。
子供扱いすんなよ!もう、高校生だかんな!
(明らかに子供扱いされていることに気づき、拗ねるように否定して。転びそうになった相手に、一瞬申し訳なさそうな顔をするもすぐににこにことし出し。
「どうせならこっちがいいだろ」
手を握るのもいいのだが、どうせなら彼女を運ぶという形の方がいいので相手の体を見ればひょいっとお姫様だっこをする。
だーかーら、子供扱いすんなってばー!
(唐突に行われるお姫様抱っこに驚きと恥ずかしさが一気に押し寄せて。相手の腕の中でジタバタと暴れ、餓鬼じゃない事をアピールし。
「アホか。子供相手にこんなことはしねえよ」
昔は喜んでいたくせに、大きくなった途端拒否をし始める。彼女の親ではないのだが、なんだか子供を持った大人のような感情を覚え始め。
じゃあどう思ってるっていうんだよ!
(未だに暴れつつ赤面して。子供とは思ってないということを知ると大人でもないとは認めているのか聞き返して。
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