怪しい館へようこそ。

彩音さん
彩音…さん。
(口の中でその名前を繰り返し、覚えると淡く笑いながら「私はジェナ・クラウドって言います。…よ、よろしくお願いします。」元気な声につられて少々言葉が元気になりながら言い。背中をさすられたので困ったように笑いながら小さくお礼をいい楽天的に絶望的な言葉を発する相手を見つめ驚いたような残念なような表情をして「そう…ですか。残念です…ええ、私も迷子なので」段々と背が丸くなりながら俯き話して

カイルさん
い、いえあの…。こ、怖がってなんか…!
(申し訳なさそうな表情をさせてしまったので、首を振り、スカートを握りしめて上記を言い俯いて。迷ってしまったことが恥ずかしくなり、頷くと「はい…鳥を追いかけてきたら深いところまできてしまって何方から来たのかわからなくて」不安気に周りを見て。ぱあっと目を輝かせると自然と顔が綻び、一つのマカロンを両手で受け取ると嬉しそうに食べて美味しそうにして「…!美味しいです。…て、手づくりですよね」と言い

シーカさん
は、い。迷子になってしまって…
(飴を舐めながら申し訳なさと迷子に恥じたように頬を染め頷き「何処か出口を知りませんか?」と首を傾け聞いて