着ぐるみパンダさん 2014-03-19 19:42:38 |
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そう、ですか
( あろうことかこちらに近づいてきた相手に俺は驚きを隠せない。嘘だろ、目付けられちまったか?等と、こわばる表情とは裏腹に意外と冷静な心の中で考える。そして、そんな事を考えているうちに己の前に立ち止まった看守を見上げると、貼り付けたような笑顔を浮かべているのが見受けられ。すると、彼は何やら己に対しぺらぺらと語り始めた。看守は囚人の事さげすんでいると思っていたためこの状況にまた驚きが重なるも、相手は立っているのに自分だけ腰を下ろしていては失礼だと冷静に思い、タオルをきき手である右手に持ち立ち上がって。しかし居心地が悪く冷や汗が滴るような気分になるが、会話の基本は相手と目を合わせる事だ、なんてことを自分に言い聞かせ、相手が己に告げた「看守の役割」と「名前」に対し、まっすぐと目を見つめ返答を返した。次いで、己の番号を確認されたことに対し、特に目立っているわけでもない囚人の番号も知っているのか、なんて思いながらこくりと頷いて肯定の意思を示し。己の中ではこれで会話が終了したつもりだが、なんだか今度は相手から目線をはずすことが難しくなり、無言で相手の目を見つめたまま、早く何処かに行ってくれ…などと心中で嘆いて。)
(/はい!
おおう、主様はそういうのがお好きなのですね…!
了解いたしました!それでは背後はこの辺で失礼いたしますね!)
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