ふぅ……(解散の合図がかかれば防具を取れば胴着で汗を拭いながら近くの壁にもたれ掛かる。今日も疲れた、と思わず溜息が漏れた。ちらりと側を見れば見慣れた姿が目に入り思わず目で追ってしまう。なにか話しかけようか、なんて首をひねって考えるも良い言葉が思い浮かばず、結局いつものように更衣室の方に足を向けてゆったり歩き出していて。)