ぬ し 2014-02-22 14:40:35 |
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>募集〆切
今回は>紫雨 美月 様にお相手をしていただきたいと思います.
紫雨様,参加希望有難うございます.(!)
早速,絡み文に絡ませていただきます...
...あ,紫雨!
良かった...本当...(
(何時間,経ったのだろうか.あの時から.まだあの嫌な記憶が蘇る.彼女が川に自ら飛び込むあの瞬間を.正義感の強い彼女だ.飛び込む勇気はたたえたい.しかし,自分が泳げない事を知っておきながらのあの行動は彼女の命に関わること.そう,簡単にしてはいけない事だ.何はともあれ彼女が意識を取り戻した事にほっと胸をなで下ろす.本当に良かった,彼女が無事で.薬を不思議そうに見る彼女.確かあの薬は医師が先程,飲むようにと何度も言っていた薬だ.「...ん,あぁ.」無愛想な返事で返す.水をいれに席を一度立つ.静かな病室には水をいれる音と彼女が袋から薬を出す音のみ響く.すると彼女の口から出た質問.あの少女の事だ.本当なら助かった,無事だった,と答えてやりたい.でも,神様はそんな願い,叶えてはくれなかったのだ.自信,表情が曇り下を俯く.ズボンをギュっと握り締める.手汗がひどい.口が動かない.彼女は此方の様子をじっと伺う.あの少女が無事だという事を祈りながら.「あ,あのな...あの,子は...」言えない,自身の口からは.此処に誰かがいるのなら,こんな嫌な事を告げる役等,代わってほしい.しかし此処には自身と彼女のみ.誰が伝えるんだ_僕,だ.「...重傷で,意識,不明だっ...て...」ハハ,苦笑いでごまかす僕.でも表情は固くなぜか涙腺が緩む.僕だって,彼女が必死になって助けようとした少女を助けたい.でも,ちっぽけな僕じゃそんな事できない.彼女は今,どんな表情をしているのか,どんな事を思っているのか,気になる.)
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