君から顔を背ければ俺の友達は呑気にも通りかかった知り合いであろうおじさんに声を掛けている。『笑っちゃってごめんなさい』と笑い声からも気付いていたが、高過ぎず低過ぎない…落ち着いた声色で君から声を掛けて来た。「良い。」普段から無口というか、面倒くさくて余り話さない俺は素っ気なく返事を返した。