お?おお、ベルトルトか。 (声を掛けられれば振り向き、声の主を見つければ珍しく柔らかく微笑む。どうしても相手は背が高い為見上げてしまう形になるのは必然の決まりである。『寒いな…。御前は寒くないのか?』少々疲れた様子である彼に己の手を吐息で温めつつ聞いてみればふと肩に乗せられている彼の手の温かさに気付き『何で御前の手はあったけえんだ…』と少し羨ましそうに呟く。それから大した意味もなく彼の手を握る)